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ロードを楽しむ
ツール・ド・フランス、ジロ・ド・イタリア....ヨーロッパで人気のロードレースは、最近時折TVでも見る機会があるようになった。100年以上の歴史があるヨーロッパ、特にフランスとイタリアではロードレーサーはクルマの「F-1」レーサー並みの人気があり、トップレーサーともなれば国民的ヒーローといっても過言ではない。

ロードレースがあまり一般化していない日本だが、映像で観ていてもカラフルなコスチュームに身を包み、テクノロジーの粋をつぎ込んだスーパーバイクを駆る彼らの姿は、クルマやオートバイと違って鍛えられた筋肉を際だたせ、他のスポーツとは一線を画す格好良さがある。

近年のロードレーサーの形状は大きく様変わりした。昔から使われている鉄に替わって、チタンやアルミ合金、それにカーボンチューブの採用が盛んになるに連れ、フレームのボリュウムが増し、エアロ化が進むことによって大口径チューブが一般化してきた。

風の抵抗に対する影響はそれこそ、大馬力のエンジンを積む車やバイクと違って、人間の二本の足が唯一の原動力である自転車ではことのほか大きい。ロードレーサーが極端な前傾姿勢をとるのは、脚力を100%ペダルに伝えると云うこともさながら、何よりもこの空気抵抗に対する対策が第一だ。

確かに高いサドル位置に腰を置き、深いドロップハンドルを握って走れば、さほど脚力のない素人レーサーでも格段に違うスピードを経験することが出来る。

TVのレースや競輪で、しばしば密集した集団走行を見かけるのもこの空気抵抗に対する影響を考慮しての事。レースで常時、時速40km以上のスピードで走ることを考えれば、風の抵抗はホンの小さな差が走行速度に大きな違いをもたらす。

余談だが、同じロードレーサーを駆るトライアスロンのレースでは「ドラフト走行」といって、この集団走行を禁じているのは面白い。

洗練されたロードレーサーのタイヤの接地面積は小指の先ほどの2〜3cm2という。タイヤの空気圧にいたっては、あの極細タイヤに7気圧もの空気を詰め込んでいる。

クルマやバイクの数倍という空気圧だ。タイヤの接地面から来る抵抗を極限まで落とすためだが、こうなってくると一般道路ではちょっとした段差や路面の凸凹でもかなり気を使わなければならなくなる。

慣れないウチは、腰や肩が痛くなるような極端なクラウチングスタイルと、このあまりにも繊細なロードレーサーは、長時間のライディングは苦しいかもしれないが、全ては「風を切る」魅力のため。

ヨーロッパのレースではアルプスやピレネー山脈の下りなどでは100km/hを越すともいわれるロードレーサー。軽く踏み込むだけで、颯爽と「風を切る」感触を得られ、一日に200km以上ものクルージングも可能にするのは、ロードバイクならではのモノなのだ。



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